筆者が住む千葉県の東京に隣接する松戸市は、江戸川を挟んで東京都に接し、東京のベッドタウンとしての性質が強い街です。
人口は約50万人で千葉県では千葉市、船橋市に次ぎ第3位の人口規模です。
そしてその多様なラーメン文化で知られるグルメの街です。
ここでは、地元民から愛され、訪れる人々を虜にする「松戸市のおいしいラーメン店ベスト5」を紹介します。
伝統的な醤油ラーメンから革新的なフレーバーまで、松戸市のラーメンシーンは多彩な味わいで溢れています。
独自の特徴を持つこれらの店舗は、ラーメン愛好家ならずとも一度は訪れたい名店ばかり。
筆者の独断と偏見で「松戸市のおいしいラーメンベスト5」を選びました。
それぞれの店舗が織りなす、深い味わいと独創性に満ちたラーメンの世界を、ぜひご堪能ください。
もくじ
松戸市のおいしいラーメンBEST5
松戸市は、東京都に隣接するベッドタウンで、千葉県のマスコット”チーバ君”口の上”に位置しています。
そして都心に近いこともあり、千葉県を代表するラーメン激戦区となっています。
ここでは、地元の人々はもちろん、都民にも愛され、ラーメン愛好家たちを魅了し続ける「松戸市のおいしいラーメンBEST5」を厳選してご紹介します。
独特のスープ、こだわりの麺、そして心を込めたトッピング。
それぞれの店が織り成すラーメンの世界は、訪れる人々に深い満足感を与えてくれます。
まずは、八柱駅前から松飛台に移転し、変わらぬ人気を誇る「長浜ラーメンもりや松飛台」からご紹介しましょう。
その特徴的な「豚とまと」トッピングは、ラーメンファンならずとも一度は味わいたい逸品です。
長浜ラーメンもりや松飛台 – 豚トマトの魅力
松戸市のラーメンシーンにおいて、忘れてはならないのが「長浜ラーメンもりや松飛台」です。
八柱駅前から松飛台に移転したこの店は、その独特なトッピング「豚とまと」で知られています。
店の外観はシンプルながらも、中に入ると温かみのある雰囲気が迎えてくれます。
店内には、博多長浜ラーメンの伝統を感じさせるシンプルなメニューが並びます。
注文はもちろん「豚とまと」トッピング付きのラーメン。
待つこと数分、目の前に運ばれてきた一杯は、見た目にも鮮やかで、食欲をそそる香りが漂います。
スープを一口すすると、豚骨のコク深さと魚介の風味が絶妙にマッチしていて、思わず深呼吸をしてしまいます。
煮干しの旨味がガツンとくるものの、塩気は控えめで、非常にバランスの良い味わいです。
麺は細麺で、スープとの絡みが絶妙。
喉越しも良く、スープと一緒にすすると、その美味しさが倍増します。
そして、このラーメンのハイライトである「豚とまと」トッピング。
トマトの酸味と豚肉の旨味が絶妙にマッチしていて、ラーメンに新たな味わいの層を加えています。
特に、トマトの爽やかな酸味が豚骨スープのコクと組み合わさることで、後味がさっぱりとしていて、食べ進めるのが止まりません。
店内は落ち着いた雰囲気で、カウンター席からは調理の様子も見ることができ、ラーメンを待つ間も楽しい時間を過ごせました。
また、店員さんの丁寧な接客も心地よく、居心地の良さを感じさせてくれます。
「豚とまと」トッピングの独創性は、博多長浜ラーメンの伝統的な味わいに新しい風を吹き込んでいます。
トマトの酸味と豚肉の旨味が絶妙に融合し、ラーメンの新たな可能性を感じさせてくれるのです。
このトッピングを目当てに訪れる常連客も多く、一度食べると病みつきになること間違いなしです。
「長浜ラーメンもりや松飛台」は、伝統と革新が共存する、松戸市のラーメンシーンにおいて欠かせない存在です。
その独特な味わいは、ラーメン愛好家はもちろん、初めての訪問者にも新鮮な驚きを与えてくれるでしょう。
さらに、もりやの魅力はそのコンディメントの豊富さにもあります。
コンディメントとは、料理に追加して風味や味を調整するための調味料やスパイスのこと。
店内には定番のコショウやゴマはもちろん、辛子高菜、紅しょうが、にんにくペーストなどが用意されており、これらを自由に加えることで、ラーメンの味を自分好みにカスタマイズする楽しみがあります。
このような細やかな配慮が、もりやのラーメンを一層特別なものにしています。
松戸市でラーメンを味わう際には、この店の独創的な味わいをぜひ一度体験してみてください。
長浜ラーメンもりや松飛台へのアクセス方法
新京成元山駅から西に徒歩16分です。
駅から少し遠いですが、お腹を空かすにはちょうど良い距離かも?
前の道路は広くて徒歩1分の場所にはコインパーキング駐車場もあり、車で行くのもいいですね。
らあめん美春@松戸新田 – 札幌味噌ラーメンの極み
次のお店は「らあめん美春」です。
札幌味噌ラーメンの極みを味わえる店として名高いお店です。
店内に一歩足を踏み入れると、30席以上の広々とした空間が広がっています。
平日でも満席、休日には行列が絶えないという話は本当でした。
店内は活気に満ちており、待つ間も期待が高まります。
注文したのは、もちろん店の看板メニュー「特選味噌らーめん」。
待つこと数分、目の前に運ばれてきたラーメンは、見た目にも豪華で、味噌の芳醇な香りが食欲をそそります。
一口すすれば、三種の北海道産味噌をブレンドしたスープが口の中に広がり、その濃厚でパワフルな味わいに圧倒されます。
表面に浮かぶ油は、スープが冷めにくくするための工夫で、体を温める効果も抜群です。
麺は、北海道の西山製麺から取り寄せた特注麺を使用。
やや細めでウェーブが弱いこの麺は、濃厚な味噌スープに意外なほどよく合い、コシのある食感が楽しめます。
具材には、海苔、ネギ、モヤシ、ニンジン、コーン、メンマ、味玉半個、チャーシューと、一杯で多彩な味と食感を楽しむことができます。
店内の雰囲気は落ち着いており、家族連れから一人客まで、幅広い客層が訪れているのが印象的です。
また、店員さんの丁寧な接客も心地よく、居心地の良さを感じさせてくれます。
「らあめん美春」は、松戸市における味噌ラーメンの極みを体験できる場所。
その濃厚で深い味わいは、一度食べたら忘れられないものです。
「らあめん美春」の濃厚な味噌スープは羅臼昆布と豚骨ベースで鶏ガラや香味野菜も混ぜ、ゆっくりと煮込んでいるそうです。
麺は細麺から太麺まで選べます。
また、ほんのりと笹の香りがする「熊笹餃子」もお勧めです。
店長は、ラーメンを8分以内に食べるのが理想と語り、札幌ラーメンの伝統を守りつつ新作も提供しているとおっしゃっています。
松戸市を訪れた際には、ぜひ立ち寄ってみてください。
らあめん美春@松戸新田へのアクセス方法
新京成線松戸新田駅から徒歩9分の距離です。
松戸新田駅を降りて北(左方向)に進み、すぐに左に曲がります。
住宅街を道なりに少しくねくね進むと車通りに出ますので、そこを左に進みます。
そして三差路を右側に進んでしばらく歩くと右手にお店が見えます。
駐車場も店頭に3台分のスペースがありますので、車で行くのもいいでしょう。
中華蕎麦とみ田 – 匠の技紡ぐ至高のつけ麺
松戸市のラーメンシーンにおいて、特筆すべき存在が「中華蕎麦とみ田」です。
「松戸のつけ麺やと言えばとみ田」と言っても過言ではないでしょう。
この店は、豚骨魚介系のつけ麺で知られ、その至高の一杯は多くのラーメン愛好家を虜にしています。
店の外にはいつも多くの人が列を成しており、その人気の高さを物語っています。
木更津アウトレットにも系列店がありますが、数年前に行ったところ、そこでは並ばずに食べられました。
さて、松戸市の店内は落ち着いた雰囲気と高級感あふれる内装が目を引きます。
L字型のカウンター席からは、店主が腕を振るう様子を間近で見ることができます。
富田氏のラーメンに対する情熱と匠の技が、この店の大きな魅力の一つです。
注文するのは必ず、店の代名詞である「つけめん(並)+特撰全部乗せトッピング」。
提供されたつけ麺は、見た目にも豪華で、濃厚な豚骨魚介スープの香りが食欲をそそります。
スープは20時間以上煮込まれたもので、豚骨のコクと魚介の旨味が絶妙に融合しています。
麺は国産小麦100%を使用した自家製極太麺で、もっちりとした食感と小麦の甘味旨味が際立っています。
特撰全部乗せトッピングには、幻の豚TOKYO-Xを使用したチャーシューが含まれてるということで、その一つ一つが絶品です。
煮豚、バラチャーシュー、肩ロースチャーシューなど、それぞれの肉の旨味がスープと組み合わさり、味わいの深さを増しています。
「中華蕎麦とみ田」のつけ麺は、ただの食事を超えた芸術作品のよう。
富田氏の長年にわたる研鑽と情熱が、この一杯に凝縮されています。
松戸市に訪れた際には、この匠の技紡ぐ至高のつけ麺をぜひ体験してみてください。
中華蕎麦とみ田へのアクセス方法
JR松戸駅東口から5分ととても便利な場所にあります。
東口タクシー乗り場から南に進み、突き当りを左に曲がりすぐに右に曲がってしばらくすると、店頭の行列が見えるはずです。
混まない時間帯を狙っていきましょう。
兎に角 – 松戸の新星、坦々まぜそばの魅力
松戸市のラーメンシーンに新たな風を吹き込む「兎に角」は、そのユニークなメニューで急速に人気を集めています。
暑い夏の日、店の外には待ち行列ができており、その人気ぶりが伺えました。
店内に入ると、シンプルながらも温かみのある内装が目を引きます。
ここでの注文は「坦々まぜそば」。
このメニューは、夏の暑さを忘れさせるほどの辛味と旨味が特徴です。
提供された坦々まぜそばは、見た目にも色鮮やかで、香ばしい香りが食欲をそそります。
麺はもちっとしており、小麦の甘味と旨味が口の中で広がります。
辛味は抑えられており、甘味と旨味が絶妙にマッチしていて、食べ進めるほどにその味わいの深さに魅了されます。
特筆すべきは、麺に練り込まれた何かがもたらす独特の食感。
高加水麺のもちもち感と、小麦の風味を損なわない工夫が感じられます。
坦々まぜそばを食べ進める中で、割りスープを加えることで、つけ麺風やラーメン風に変化させる楽しみもあります。
「兎に角」は、松戸市におけるラーメンの新たな可能性を示しています。
坦々まぜそばの他にも、油そばなどのメニューがあり、そのどれもが訪れる人々に新しい味わいの体験を提供してくれます。
松戸市でラーメンを楽しむなら、この店は絶対に外せない選択肢の一つです。
兎に角へのアクセス方法
JR松戸駅東口タクシー乗り場から北へ3分と、気軽に行ける場所です。
タクシー乗り場から、駅を背にして左へまっすぐです。
とみ田とは反対の方向に位置しています。
中華そば まるき – 煮干だしの絶品中華そば
松戸市役所近くにある「中華そば まるき」は、煮干だしの醤油ラーメンで知られる隠れた名店です。
ランチタイムのある日、店に足を踏み入れると、シンプルながらも温かな雰囲気が迎えてくれます。
注文は、もちろん看板メニューの中華そば。
提供されたラーメンは、煮干しの香りが立ちのぼる、見た目にも美しい一杯でした。
スープを一口すすると、煮干しの旨味が強く感じられるものの、塩気は控えめで、非常にバランスの良い味わいが広がります。
中細麺はスープによく絡み、喉越しも良く、一口ごとに幸せを感じさせてくれます。
そして、ここでのもう一つの魅力は、絶品のチャーハン。
シンプルながらも深い味わいのチャーハンは、パラパラとしており、中華そばとの相性も抜群です。
毎回、中華そばとチャーハンのどちらをメインにするか、サイズをどうするかで悩むほどです。
「中華そば まるき」は、その煮干だしの醤油ラーメンとチャーハンで、訪れる人々に深い満足感を提供しています。
松戸市におけるラーメンの名店として、その地位を確固たるものにしています。
松戸市でラーメンを楽しむ際には、ぜひこの店を訪れてみてください。
中華そば まるきへのアクセス方法
JR松戸駅東口のタクシー乗り場から北へ徒歩約8分です。
”兎に角”さんを通り越して高架をくぐって右に進みます。
すぐに左に曲がって道なりに進むと右手に見えます。
まとめ
松戸市のラーメンシーンは、多彩で深い味わいの世界を提供しています。
都心からも近いので、多くのラーメンファンが松戸市を訪れているようです。
- 長浜ラーメンもりや松飛台の「豚とまと」トッピング
- らあめん美春の濃厚な札幌味噌ラーメン
- 中華蕎麦とみ田の匠の技が光るつけ麺
- 兎に角の新感覚の坦々まぜそば
- 中華そば まるきの煮干だしの絶品中華そばとチャーハン
これらの店舗は、それぞれに独自の魅力を持ち、松戸市のラーメン文化を豊かにしています。
訪れる度に新たな発見と満足を与えてくれるこれらの店は、ラーメン愛好家はもちろん、すべてのグルメファンにとって必訪の価値があります。
今回紹介したお店のほかにも、松戸には数多くの名店があります。
また機会があったら他のお店もご紹介しますね。
あなたもぜひ松戸市でラーメン、つけ麺、担々麺を堪能してみてください。
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