韓国発の多国籍ガールズグループ”tripleS”がいよいよ日本上陸を果たします。
所属はソニーミュージックレーベルズのSME Recordsとなります。
日本のオフィシャルサイトとXは5月9日に開設されています。
ところでtripleSってどんな仕組みになっているの?
一体何人の日本人メンバーがいるの?
気になるところですね。
在籍メンバーは他の韓流グループにも見られますが、多国籍な構成になっています。
しかしその仕組みは独自性があります。
そして日本人メンバーは何人いるのかも気になりますね。
ここではtripleSの仕組みと、その中で活躍する日本人メンバーたちに焦点を当てみました。
もくじ
tripleS仕組みはどうなっている?
we finally got the tripleS stairs photo!! pic.twitter.com/HzcwCWhYGy
— neli 🧸 (@ludaloes) May 10, 2024
tripleSは、韓国発の多国籍24人組女性アイドルグループです。
様々な国籍のメンバーで構成されており、多様性を体現しています。
メンバー構成は以下の通りです。
韓国国籍:17人
日本国籍:4人
中国国籍:1人
台湾・ベトナム二重国籍:1人
タイ国籍:1人
所属事務所はMODHAUSで、公式ファンダム名は「WAV」(ウェーブ)です。
最年少メンバーは13歳で、全員が「HAUS」と呼ばれる宿舎で共同生活しています。
tripleSは「全ての可能性のアイドル」をスローガンに掲げており、グループ名は英語で「Social Seoul Sonyo」からなる「3つのS」を意味しています。
メンバーとユニット制度は?
tripleS<トリプルS>の3つのSの意味は、
- Social=社交
- Seoul=ソウル(韓国の首都)
- Sonyo=少女(소녀[ソニョ]と発音)
となっています。
個人的にはSeoulとsoul(魂、ソウルミュージックの”soul”)のダブルミーニングにしてほしかったですが・・・。
tripleSは、単なるアイドルグループではありません。
彼女らの特異な魅力の一つは、そのメンバー追加プロセスです。
メンバーは2024年初頭までは20人でしたが、ここに来て24人の「完全体」になりました。
日本ではAKBなどもっと多人数のグループがありますが、韓国で24人のガールズグループは最大数となります。
さらに、tripleSのユニット制度はファンにとっても非常に革新的です。
ここでのキーは「ファン参加」。
ファンは投票を通じて、どのメンバーがどのユニットに参加するか、またどの楽曲をパフォーマンスするかを決定することができます。
これにより、ファンはただ応援するだけでなく、グループの創造的過程にも直接参加することが可能になります。
このようなシステムは、ファンとアイドルの間の一層の絆を深め、世界中のファンがtripleSの活動により強く関与する機会を提供しています。
次はファンの参加が具体的にどのような形で行われるのか、詳細を見ていきましょう。
ファン参加の具体的な形
tripleSでは、ファンの参加がグループの活動に大きな影響を与えています。
ファンはオンラインプラットフォームを通じて、新しいユニットのメンバー選出や楽曲の選定に直接投票することができます。
これにより、ファンは自分たちの選択が実際にアイドルの活動に反映されるのを見ることができ、より一層のエンゲージメントを感じることが可能です。
このプロセスは、ファンとアイドルの関係をより深め、新たなファン体験を創出しています。
NFT技術の活用
tripleSが示す未来型エンターテイメントの形は、最先端の技術を駆使しています。
特にNFTの活用は、ファンがアイドルの活動に直接関与する新しい道を開きました。
ファンはNFTを通じて、アイドルの楽曲選択やユニットの編成に投票することができ、これによりファンとアイドルの間の絆がさらに強化されています。
さらに、MODHAUSは国際的な企業と協力し、グローバルな視点で新しいエンターテイメントの形を模索しています。
このような国際的な連携は、技術の力を借りて世界中のファンに新しい体験を提供するためのものです。
次に、これらの技術がどのように具体的に応用されているかを掘り下げていきます。
NFTってどんな技術?
NFT(Non-Fungible Token)は、「ノンファンジブルトークン」の略で、デジタルデータの独自性を保証するための先進技術です。
従来、デジタル情報はコピーが簡単で所有を明示するのが難しく、真正性を守るのも困難でした。
しかし、NFTはブロックチェーンのメカニズムを使い、データの不正改変や複製を防ぐことで、デジタル情報にも独自の価値を持たせることができるようになりました。
NFTは、デジタルアートや音楽、ゲーム内アイテムなど、あらゆる形のデジタルコンテンツの一意性と希少性を確立するために利用されています。
tripleSは、NFT技術を活用することで、ファンがグループの活動により深く、より積極的に参加できる仕組みを構築しています。
これは、従来のファンとアーティストの関係を大きく変革する、革新的な取り組みです。
tripleSの活用方法は?
tripleSがNFTを用いている具体的な方法は、以下システムです。
- 「objekt」と呼ばれるNFTの販売:
ファンは、「objekt(オブジェクト)」を購入することで、グループの意思決定過程に参加したり、限定コンテンツにアクセスしたり、特別な特典を受け取ることができます。
例えば、「objekt」の保有者限定のオンラインイベントへの参加や、未公開音源の視聴、メンバーとの交流などが特典として提供されています。
- 「Gravity」と呼ばれる投票システム:
ファンは、「objekt」を使って、楽曲の収録順やミュージックビデオのコンセプトなどを投票で決定することができます。
このシステムにより、ファンは単なる消費者ではなく、tripleSの活動に積極的に関わることができるようになっています。
tripleSのNFT活用は、ファンとアーティストの関係をより双方向的なものにし、エンターテイメント体験をより充実したものへと進化させています。
デジタル時代の新しいファン参加方式!
tripleSのこの取り組みは、K-POP業界のみならず、エンターテイメント業界全体にとっても、大きな注目を集める取り組みです。
NFT技術は、ファンとアーティストの新しい関係性を築き、エンターテイメントの未来を切り拓く可能性を秘めています。
tripleSの取り組みは、その可能性を体現する好例と言えるでしょう。
個人的見解ですが、「握手券欲しさにCDを100枚買った」などというファンの負担も減るのではないでしょうか?
日本デビューと新たな展開
いよいよtripleSの日本進出が決定し、公式活動を開始します。
この新たなステージは、彼女らがこれまでに築いてきた国際的な成功を日本市場にも拡大する大きな一歩です。
SMエンタテインメントの日本法人Stream Media Corporationと、乃木坂46の公式ライバルグループ「僕が見たかった青空」が所属する事務所Ligareazがマネジメントを共同で担当します。
このパートナーシップにより、tripleSは日本国内での認知とファンベースの拡大を目指しています。
日本市場でのデビューにあたり、tripleSは特に日本のファン向けにカスタマイズされたコンテンツを提供することで、地域に根ざした接続を図ります。
公式サイトの日本語版が新たに開設され、日本特有のファン文化に適応したマーケティング戦略が展開されています。
さらに、日本国内でのライブイベントやメディア出演も計画されており、これらの活動を通じて、より多くの日本のファンと、彼女らとの関係を深めていくことが期待されています。
tripleS日本人メンバーは何人?
★今日22時から!
S9カエデちゃん、S11琴音ちゃん
S16マユちゃん、S17リンちゃん日本人メンバー4人によるSIGNAL LIVE🎉
今回のライブは日本語で行われます!日本語のチャットコメントも伝わりやすいと思いますので是非〜https://t.co/cEym7BlOfc#tripleS #트리플에스 #トリプルS#Kaede… pic.twitter.com/N5RwUuEhHD
— Lash (tripleS) (@Lash_tripleS) February 27, 2024
tripleS最終的に24人の完全体となり、日本進出が決まりました。
そうなると当然日本からのメンバー、カエデ、コトネ、マユ、リンの4人が注目ます。
そう、現在の日本メンバーはこの4人だけです。
彼女たちは日本デビューを果たし、韓国だけでなく国際的なファンの心を掴むことでしょう。
これから彼女たちがどのような役割を果たし、グループの多様性にどう貢献するのか、大いに期待できそうですね。
それでは、日本人メンバーのプロフィールと特技について説明します。
日本人メンバーのプロフィールと役割
日本からのメンバー、カエデ、コトネ、マユ、リンの4人は、tripleSの中で独自の才能と背景を持ち、グループの多様性を象徴しています。
彼女たちはそれぞれ異なるスキルと特性を持ち、グループのパフォーマンスと音楽性に貢献しています。
次に、各メンバーの個々のプロフィールと役割を詳しく見ていきます。
カエデ – ダンスと表現の力
- 本名: 山田楓(やまだ かえで)
- 生年月日: 2005年12月20日
- 出身地: 富山県
- 身長: 154 cm
- 血液型: A型
- 経歴:
2017年: 「第6回ニコプチモデルオーディション」合格
2017年~2019年: 雑誌「ニコ☆プチ」専属モデル - グループ内での活動:
リードダンサー、ボーカル
カエデさんの魅力ポイントは圧倒的なビジュアルと清潔で透明感のある雰囲気です。
ステージ上では力強いダンスパフォーマンスと歌声を披露する一方、ステージを離れれば親しみやすい笑顔でファンを魅了するギャップが魅力です。
tripleSの日本人メンバーとして、グループを牽引していくだけでなく、歌手、モデルとして幅広く活躍していくことが期待されています。
コトネ – ラップとパフォーマンス
- 本名: 荻野琴音(おぎの ことね)
- 生年月日: 2004年3月10日
- 出身地: 埼玉県
- 身長: 160cm
- 血液型: A型
- 経歴:
2021年: 韓国のリアリティショー「Girls Planet 999:少女祭典」に出演
2022年: 韓国のガールズグループ「tripleS」に加入
2022年: tripleSのサブユニット「EVOLution」に加入 - グループ内での活動:
メインラッパー、ダンサー
コトネさんはキレのあるダンス、美声、ラップ、そして「セミのモノマネ」が得意なお茶目な一面で、ファンを魅了しています。
tripleSの日本メンバーとして、グループを牽引していくだけでなく、歌手、ラッパー、タレントとして幅広く活躍していくことが期待されています。
マユ – 知的な影響力
- 本名: 高麗 真友(こうま まゆ)
- 生年月日: 2002年5月12日
- 出身地: 群馬県
- 身長: 推定157cm
- 血液型: B型
- 経歴:
日本のK-POPアカデミー「Bloom Academy」出身
2021年: 韓国のサバイバル番組「Girls Planet 999:少女祭典」に出演
2022年: 韓国のガールズグループ「tripleS」に加入
2022年: tripleSのサブユニット「EVOLution」に加入 - グループ内での活動:
ラッパー
マユさんは、日本のK-POPアカデミーである「Bloom Academy」出身で、その音楽的才能と学問的背景を活かし、tripleSのサブユニット「EVOLution」のメンバーでもあります。
彼女は幼少期にフィギュアスケート選手を目指していた経歴を持ち、2021年にはサバイバル番組「Girls Planet 999:少女祭典」に出演しました。
残念ながら最終順位24位でデビューは逃しましたが、tripleSでのデビュー決定で培った才能を活かし、グループ内でラップを担当しています。
マユさんは、明治大学経済学部に在籍しており、海へ行くか山へ行くかの選択を迫られたら海辺を選ぶそうです。
トゥワイスの大ファンで、特に「Feel Special」がお気に入りだそうです。
リン – ダンスのエキスパート
- 本名: 川上 凜(かわかみ りん)
- 生年月日: 2006年4月12日
- 出身地: 東京都
- 身長: 171〜172cm
- 血液型: O型
- 経歴:
2022年: 韓国のガールズグループ「tripleS」に加入
2022年: tripleSのサブユニット「NXT」に加入 - グループ内での活動:
メインダンサー
彼女の卓越したダンス能力は、グループのパフォーマンスを引き立てる重要な要素です。
また、tripleSのサブユニットNXTにも所属しています。
彼女は翰林[ハルリム]総合芸術学校(実用舞踊学科)に通っており、ダンスやパフォーマンスの才能を磨いています。
まとめ
Date idea we kiss on the tripleS bus pic.twitter.com/iln8kkGU82
— Arthur 🪽 (@wiredves) May 8, 2024
tripleSの独自の「仕組み」と「日本人メンバーは何人で、そのプロフィールは?」という点に焦点を当ててみました。
そこがこのグループの、日本でのマーケティング戦略の重要な要素だと言えるでしょう。
特に、日本人メンバーのカエデ、コトネ、マユ、リンの4人は、彼女らがグループに持ち込む多様性と独自の才能が、tripleSの国際的なファンベースを拡大する大きな鍵となっています。
このグループのファン参加型の仕組みは、ファン一人ひとりがアーティストの活動に直接影響を与えることができるため、よりパーソナライズされた体験が可能です。
これは他の多くのアイドルグループとは一線を画しており、私自身もこのような仕組みに大いに興味を引かれます。
今後、tripleSがどのように進化していくのか?
そして新しい日本人メンバー何人まで増えるのか?
その動向から目が離せませんね。
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